2011年10月27日

ステップ解析その2 小塚崇彦選手2011-2012SP「Inner Urge」SlSt

ステップの見分けを始めようと思ったきっかけは
このステップでした。
「Inner Urge」ストレートライン・ステップ。
デビット・ウィルソンによる振付です。
とにかくすごいステップですが、Lv4は取れるのかどうか?
みなさん気になるところなんじゃないかと思います。(私も…)



もうスピードが速い速い…。速いうえに細かいステップが多くて分かりづらい…(TдT)


1 両手両足を前に押し出しくの字のポーズ!
2 クロス
3 トウステップ
4 LFOダブルスリー→NHK杯からはツイズル
5 LFOロッカー
6 LBOカウンター
7 チェンジエッジしながら首なで
8 トウステップで半回転
9 モホーク?(カメラの角度で分かりにくいです)
10 クロス
11 RBIロッカー
12 RFIカウンター
13 RBIカウンター(ジャンプしている)
14 モホーク
15 クロス
16 4の字ホップ!
17 チェンジエッジ
18 RBIループ
19 左足に踏みかえ
20 右足でストップ
21 どや顔!
22 両足で左回りに1回転
23 クロス
24 チェンジエッジ
25 クロス
26 RBOループ
27 クロス
28 右足をキック、みたいなステップ
29 LBIカウンター
30 LFIツイズル
31 LBOブラケット(バックのブラケットというのは非常に珍しいです)
32 右フォア
33 左バックアウト(アウトモホーク)
34 右クロス
35 左フォア(踏んでるか踏んでないか微妙^^;)
 *32〜35を4ステップといいます

36 バックのクロスロール(左足を大きく振り上げ)
37 トウステップで半回転
38 LFIロッカー(上体を大きく曲げている)
39 チェンジエッジ
40 LBOスリー
41 右足に乗り換え
42 RFIブラケット
43 ジャンプして足を入れ替え
44 クロス
45 左トウをついて
46 RFIダブルスリー
47 RFIツイズル
48 RBOで踏み切って小さくジャンプ


滑るだけじゃなくて、ホップや小さなジャンプを織り交ぜた躍動的なステップです。
いや〜、かっこ良すぎです(笑)
16のホップなんか空中で一時停止してずっと眺めていたいですね。
あ、くの字のポーズとか4の字ホップとか勝手に名前を付けてます(^_^;)
分かりやすいかな、と思って。

スリー、ツイズル、ループ、ロッカー、カウンター、ブラケットの6種類のターン、
トウステップ、モホーク、チェンジエッジなどの多彩なステップが
両方向に、そしてシークエンス全体に散りばめられています。
数としては十分にLv4の条件を満たしていると思うのですが、
スピードが速すぎて…少々エッジが不明瞭なターンが見受けられます。
11〜13はレベル獲得要件の「難しいターンの組み合わせ」なので
正確にきめたいところですが、13のカウンターはジャンプしていますよね。
ジャンプしている場合はターンとして認められないので…。
見た目にはとてもかっこいいんですけども(^_^;)
他には29のカウンター後ツイズルに入る際、フリーフットがわずかに氷に付いているようにも
見えます。「難しいターンの組み合わせ」は全て片足で行われないといけません。


これだけの複雑なステップをこのスピードで正確に行うというのは
小塚選手といえども容易ではないのでしょうね。
しかし今後修正したり、練習を積み重ねてターンの精度を上げていけば
Lv4の認定ももらえると思いますので頑張ってほしいですね!


次回はスケートカナダに出場のパトリック・チャン選手か高橋大輔選手になる予定です!


11/1 追記
32〜36を修正しました。
Twitterのフォロワーさんから質問をいただきまして…、説明不足ですみません。
踏みかえをいくつか端折っていたのでわかりづらかったようです。
32から33の踏みかえ動作がモホークなのですが、これを含む4歩のステップ
1フォアストローク 2モホーク 3クロス 4フォアに出る
を4ステップ、といいます。
ステップシークエンス以外のつなぎにも非常によく使われますので
これは覚えておいて損はないと思います!
で、私のような一般ピープルのスケーターなら35でフォアに出て、36でバックのクロスにおく、
という踏みかえ動作なのでしょうが、小塚選手はSkater's skaterですから
34から36の右足がずっと滑ってるんですねー…
だから最初はこの右足の動きをみてチェンジエッジと書いていました。
小塚選手のこういう氷から離れない足さばき…
柔らかすぎて、たまにキモチワルーイ(゚Д゚)と思っちゃいます(笑)

4/24追記
小塚選手がついに国別対抗戦でLV4を得ましたので、確認しました。
4のLFOダブルスリーがツイズルになってた!いつからなってたのかな、と
いろいろ見返したらNHK杯からなってました(;・∀・)さっぱり気づいてなかった。
これで4〜6が「難しいターンの組み合わせ」になるので13のカウンターが
跳ねてようが問題なくなったわけですね。
この難しいステップでLV4を取れたことはきっと小塚選手の自信になると思います。
なんだったら来シーズンも持ち越してくれてかまわないですよー
(でも衣装は変えて!)
posted by mico at 00:00| Comment(0) | ステップ解析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月25日

ステップ解析その1 小塚崇彦選手2011-2012FS「ナウシカ」CiSt

今シーズンはステップのターンを見分けることにはまっているので、
それじゃあ選手のステップシークエンスを全部書き出してみようかい、という企画です。
第一回は小塚崇彦選手「ファンタジー・フォー・ナウシカ」、
サーキュラーステップシークエンスです。



GPSスケートアメリカにおいて、Lv4を獲得したサーキュラーステップ。
今シーズン、シングルのステップにおいてレベル獲得の条件がやや緩和されて
レベルが取りやすくなりました。その内容についてはこちらを参考に。
http://www.skatingjapan.jp/data/fs/pdfs/comm/2011-12hb_single_j.pdf

ではさっそくいきましょう( ´θ`)ノ
どこからがステップなのか、が難しいですが
最初のスピンのあと、両手を胸の前で合わせる振付のあとから。

1 右足でストップ
2 左足でトウステップ
3 イーグル
4 アウトモホーク
5 左ストローク
6 RFIスリー
7 チョクトー
8 RBOスリー
9 RFIツイズル
10 ストップ
11 ホップしてRBIに乗る
12 クロス
13 RBIスリー
14 RFOロッカー
15 RBOカウンター
16 RFOブラケット
17 イナバウアー
18 クロス
19 LBOループ
20 トウステップ
21 かかとで立つポーズ
22 LFOループ
23 トウステップ
24 アウトモホーク
25 クロス
26 LFOダブルスリー
27 LFOカウンター
28 LBOカウンター
29 LFOブラケット
30 RBIツイズル(ここで手を上下に)
31 スリージャンプ
32 がに股イーグル
33 クロス
34 4ステップ(モホーク)

おそらくこの辺で円は閉じていますが、
らんらんが終わるところまでw

35 RFOスリー
36 トウステップ
37 ロッカーみたいなステップ
38 シャッセ
39 クロス
40 フリーレッグを前に



スリー、ツイズル、ループ、カウンター、ブラケットを両方向に、
トウステップやイーグルをこれでもか!と詰め込んだゴージャスなステップだと思います。
レベルを上げるための要件、難しいターンの組み合わせは
14〜16、27〜29の部分だと思われます。
ターンの種類はほとんど同じですが14〜16は右足で、27〜29は左足で
それぞれ行われており、左右の差なくステップを踏めるという
小塚選手の強みを生かした構成だなあ、と思いました。ターンも正確で美しいです。

12/5追記
34の4ステップについて!
「らんらんらんらん らららららん」の「らららららん」の音で小塚選手がくるっと
回っているのが4ステップなんですが、これはちょっと変わっていて
1の足がクロスビハインドといって後ろ側から差し込むようにクロスしてます。
アイスダンスでよく見かけますよね。このためちょっと一見、足がどうなってるのか
わからない〜と混乱しましたw
ナウシカでもうひとつわかりやすい4ステップは
ウォーレイジャンプの前に入っています。
posted by mico at 00:00| Comment(0) | ステップ解析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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